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高額医療費の還付制度見直しへ

厚生労働省は、現行の高額医療費還付の仕組み(患者自己負担限度額制度)について見直しすることを平成18年3月13日に決定しました。(平成19年4月から施行予定)

現行の仕組みでは、まず患者が超過分を含めた全額を支払い、その後、上限を超えた分の払い戻しを健康保険に申請する手続きが必要ですが、新しい仕組みでは70歳未満の一般の人の場合の上限である七万二千三百円に限度額を超えた医療費の1%を加えた額のみを支払うだけでよくなります。

これで一度に100万円を超えるような高額な医療費を患者が「借金」してまで、全額払う必要はなくなったと言えます。現行の高額医療費制度は、非効率だったので、やっと実現かという感じです・・・。

しかし、今回の決定で注意しなければならないのは対象となるのが「一回の支払い」に限定されていることです。 つまり、一人の患者が複数の医療機関で受診したケースや、一ヶ月の累積額や一世帯の合計額が限度額を超えたりするケースでは従来通り、「払い戻し手続きが必要」になるということです。

高額医療費の還付については、「一回の支払い」などの突然の医療費支払いのためだけでなく、断続的あるいは継続的に高額の医療費に悩まされている人には必要不可欠な社会保障制度ですので、インターネットなどのインフラを整備して、できるだけ早く効率化して欲しいものです。